昼間の気温が上がり、さらにビールの美味しい季節になってきましたね。   

 さて、今回は美味しい国産ビールの発展に貢献したと言われる渋沢栄一のお話です。新一万円札の肖像に決まり、今年の大河ドラマの主役でもある渋沢栄一は、実業家としてキリンビール、アサヒビール、サッポロビールの創業や発展に大きく関わってきたのです。  

まず、渋沢はキリンビールの前身であるジャパンブルワリーカンパニー日本人株主として出資をし、その後重役に就任します。  

また、サッポロビールの前身の会社である札幌麦酒会社の発起人となり、その後、会長に就任。  さらに、日露戦争時に、当時のビール会社大手の札幌麦酒(後のサッポロビール)、大阪麦酒(後のアサヒビール)、日本麦酒(エビスビール)3社が合併し大日本麦酒創立された際には、取締役として経営に関わっています。戦後、この大日本麦酒は解体され、それぞれのビール会社に分割され現在に至ります。  

 実は、渋沢栄一自身はビールが得意ではないらしく、実業家として「私利を追わず、公益を図る」という理念のもとに日本のビール産業の発展を考えていたと思うと驚かされます。  

こんな時代だからこそ、日本にビールを根付かせた渋沢栄一を思いながら乾杯してみるのはいかがでしょうか?  

今回は歴史的なお話でした!                       by岡村